ホンネ哲学~天命とゆるしの美しさ~

「生きる」ということを、「ことば」にしてみる。

好きなあの子に、初めて告白した話。

それは、高校1年生の冬でした。

 

ちょうど今くらいの季節。

 

クリスマスを直前に控えた時期だったと思う。

 

 

中学3年の時に好きだった女の子がいたんだよね。

 

卒業式で告白しようと思ったけど、しそびれてしまって。

 

中学卒業後も、たまにグループで遊ぶ仲。

 

相手は「マジメで優等生くん」な俺に比べて、ちょっとヤンチャなツインテールの似合う女の子で。

 

嫌われてはいなくてね。

 

むしろ友達としてはクラスでも仲のよいほうだった。

 

俺としては「可能性はあるのかな?いや無理かな?え?どうなの?」と混乱している感じ。

 

卒業前の1月にもらった年賀状が嬉しくて、ずっと眺めていた。

 

手書きの文字とイラストにドキドキしていた。

 

で、お互い高校に入学して話すこともなくなって。

 

当時ケータイもないしSNSもない。

 

つながる手段が何もないんだよね。

 

ただポケベルがあってね。

 

それで女子のつながりのある男友達がいて、12月のこの季節に、またグループで遊ぶ機会があったんだよね。

 

で、みんなでカラオケにいったの。

(その子はcoccoの「強く儚いものたち」を歌った)

 

そして、その帰り道。

 

その日に告白するつもりだったんだけど、みんなまとまって話しているから、なかなかチャンスがない。

 

仕方がないので女友達にお願いして、他の連れたちを後ろのほうにまとめてもらった。

 

それでうまいこと2人きりに。

 

で、時間もないので意を決して

 

「あのさ、気づいてるかもしれんけど、俺、お前のこと好きなんだ」

 

って伝えたの。

 

そしたら、すごく驚かれて。

 

「ええっ、ごめん、友達としか思ってなかった…!」

 

1年以上の想いも、あっけない終わりだった。

 

 

だけどね、実は「スゴイ充実感」だったんだよ。

 

うまれてはじめて好きな人に

 

「好きだ」

 

と伝えることができた。

 

その喜びは、何者にも代えがたかった。

 

もちろんフラれて悲しいんだけどね。

 

でもそれ以上に、

 

「勇気を出せた自分に対しての誇らしさ」

 

が凄かった。

 

「好きだ」と伝えたあとに、ハラの底からエネルギーが湧いてきたのを覚えている。

 

だから極論、相手が自分を好きかどうかって関係ないのね。

 

自分の中に「好き」という気持ちがあり、

 

それをストレートに「伝える」。

 

そこに喜びがあったんだよ。

 

今思うと、俺の「ホンネ発信」の原点はそこにあると思う。

 

多感で怖がりなおぜっきー少年が振り絞った勇気。

 

残念ながら恋は失敗に終わったけれども、それでもあの体験が俺を支えている。

 

あの体験から「ホンネを伝える」ことの喜びを知ったんだよね。

 

それから俺は、人生の節目ふしめで、「ホンネ」を意識するようになった。

 

「怖いけれど、ホンネのほうにいく」

 

そうやって決めて生きてきた。

 

だからこそ、「ホンネを伝える喜び」を伝えたいんだよね。

 

今回は、そんな俺がお伝えする

 

「ホンネを発信する喜びを共有する塾」

 

です。

 

ちょっとでもピンと来た人は、この動画を見てもらえると嬉しいな。

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