「これが自分だ」と思ってる自分、99%外れてる説
じぶんのことなど、自分で見えないよ。
「見えている」と思ったとたんに、見えない部分が出てくる。
「じぶんのことは、自分がいちばんよくわかってる」
なんてことを言ったのはどこのどいつだい?
そんな甘い世界じゃないよ。
背中のことは、見えないから。
「アンタの背中、こんなんなってるよ」
そうやって、認めたくない「背中」を見なきゃ、肉体は保てない。
「自分」はどこまでも掘り下げることができる。
「自分が大切にしたいもの」
「本当に欲しいモノ」
だって、そうそうわかるもんじゃない。
「あれ、俺って何がしたかったんだっけ?」
人はたやすくゴールを見失う。
それだけエゴにまみれてるってことさ。
まずはそこへの気づきだね。
エゴに対処するのはそれからだ。
たいそうな美人が、泥まみれな自分の顔をみて、
「私の肌は泥の色だ」
なんて言わないのよ。
顔を洗えば、泥の下にステキな顔が隠れてるんだから。
汚れはあなた本体じゃない。
でも「私はけがれている」って感じる人が多いね。
そういわずに泥を落とせばいいじゃない。
そしたら、きれいな顔がポット浮かんでくるよ。