コーチングにおける「さりげなさ」の美学。
人とのかかわりの中で大切なのは
「さり気なさ」
何だと思う。
「意識」や「作為」が強いと、相手の抵抗を受けてしまう。
だから「言いたいこと」は直接言わない。
いや「直接言って伝わる」なら言えばいいが、ほとんどは抵抗が起きてしまう。
だから、「さり気なく」伝える。
そこにはいろいろな方法があるだろう。
「質問という形をとる」とか
「ひとりごとっぽくいう」とか
「メタファーにする」とかいろいろある。
しかし、いずれにせよ、そのさりげなさに
「美しさ」
がある。
俺はそれを追求していきたいと思う。
40を前にして
「人を育てる」
という仕事が増えてきた。
これも「おっさん」の役割なのかもしれない。
「指導する」「導く」
ということは、本当に難しくやりがいのあることだ。
今までそういうことを避けていたけれど、
ついにそのステージに来たなという気はする。
なんとなく、この流れを大事にして、
「人育て」
の道を慎んで歩んでいこうと思う。